通常の価格(税込)
5ml:1,100円、10ml:2,090円、30ml:4,400円、100ml:8,800円
ユーカリラディアータについて
ユーカリラディアータは、オーストラリアに自生する800種のユーカリのうちの一つです。NSW州の南部では、今でもユーカリラディアータの群生を見ることができます。ユーカリラディアータは、50 mの高さに達することもある高木で、薄い灰色〜白色の滑らかで真っ直ぐな幹をもち、その直径は1〜2 mです。
ユーカリラディアータの若木の葉の色が青みを帯びた灰色であることから、この種はブルーガム(ガムは、ユーカリの別名です)と一般的に称されるようになりました。15〜35 mmの長さに成長することもある葉は、香りが強く、鎌のような形をしています。初夏に花が咲きます。
オーストラリアの先住民であるアボリジニたちは、切り傷、風邪、感染症の治療にユーカリを利用したり、葉を燃やして虫除けに役立てたりしています。また、ブルーガムは、背中の症状や強い痛みがあるときの湿布薬にも用いられます。伝統医学では、ユーカリの木はどの種類もとても大切なものでした。初期の入植者たちは、先住民たちがどのようにユーカリを用いているのかを見て、その効果を知りました。19世紀、イギリスの病院では尿カテーテルの洗浄にユーカリオイルが利用されていました。
イギリス人やオランダ人によって世界的に植民地化が進められていた時代、ユーカリの木は、インド、南アフリカ、南アメリカなどの植民地で植えられました。ユーカリの木は、根が長いため湿地を乾燥させ、結果的にマラリアとの闘いに役立つという偉業を成し遂げ、Fever Tree(熱の木)というニックネームが付けられました。
色・形・香り | 透明 水のようにさらさら キリッと感を抑えた使いやすい定番のユーカリ |
これは凄い | NSW南部で自生してワイルドハーベスト
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ユーカリラディアータ精油について
オーストラリアといえば ユーカリですが、ユーカリ の中では穏やかな、スパイシーさ を抑えた優しいスッキリ感。
オーストラリアには、トローチ、咳止めシロップ、マッサージ軟膏などのユーカリを含有する多くの製品があり、咳や風邪の手当てに利用されています。私にとってオーストラリアについて最も懐かしく思い出されるものは、ユーカリ咳止め飴です。ユーカリは、洗口液にも使われています。また、精油はアロマテラピー、食品、化粧品などに広く用いられています。
おすすめの用途 | アロマポット、空気清浄機、ポプリ、マッサージキャリアオイル(20mlに1滴)、手作りの化粧品・洗剤、
バスソルト(塩大さじ精油3滴と混ぜてからお風呂に入れる)、トイレットペーパーの芯に2滴
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相性の良い精油 | レモンティ−ツリー、ユーカリ、 ベルガモット (ベルガプテンフリー)、 サイプレス、ベンゾイン、 ラベンダー、レモンマートル |
使用上の注意 |
- ・原液のまま肌につけたり、口に入れたりしないでください。
- ・直射日光、高温多湿の場所を避け、必ず立てた状態で保管してください。
- ・使用後は必ずしっかりとキャップを閉めてください。
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保管方法 | 直射日光の当たる場所や高温多湿な場所は避けて、冷暗所に容器を立てて保管して下さい。 |
安全性
より確かな品質の精油を厳選し、皆様へお届けしております。
エッセンシャルオイル(精油)vsアロマオイル
エッセンシャルオイル(精油)とは、1種類の植物から蒸留された100%ナチュラルなピュアオイルのことです。精油はアロマテラピー(体や心の不調を改善する作用)、アロマトリートメント(マッサージなど)化粧品の原料として、使用されています。精油には、植物の学名、産地、抽出部位、抽出法が記載されています。
アロマオイルとは、人工的に製造されたもので、香料やアルコールなどで香りを作ったブレンドオイルです。主な使用方法はティッシュなどの様々な商品の香り付けとして使用されています。似たような香りの製品でも精油で言われるような効能などは同じように期待することは出来ないと言われています。
クルッティでは精油だけを取り扱っております。
商品詳細
学 名 | Eucalyptus radiata |
科 名 | フトモモ科(Myrtaceae) |
原産地 | オーストラリア |
抽出部位 | 葉・枝 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主な成分 | 1,8-シネオール 68.6% α-テルピネオール 9.3%
d-リモネン 6.0% α-ピネン 2.2%
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Optical rotation | +1.36° |
Specific gravity @20℃ | 0.915 |
Refractive Index @ 20℃ | 1.463 |
ロット番号 | NOA26001 |
クルッティの精油について
弊社がオーストラリアから精油の輸入を始めて15年になります。(2022年現在)
オーストラリアで自生する植物から蒸留される精油は20種類以上を輸入しております。
ハーブティーとしても取り扱っている「レモンよりレモンの香り」のレモンマートルから始まり、日本でも定番のティーツリーやユーカリ、珍しい物ではフラゴニアやハニーマートルなども取り扱っております。
現在は、ユーカリは7種類、ウッド系ではブルーサイプレス、ホワイトサイプレス、サンダルウッドもございます。商品はオーガニック栽培、ワイルドハーベスト(野生)、無農薬栽培のものがほとんどです。
代表の母国であるオーストラリア産の素晴らしい香りをぜひ日本の皆さまにお楽しみ頂きたいです。
また、オーストラリアだけではなく、品質が高く香りが良い様々な国々のオーガニック精油の取扱いもございます。中でもイタリア産のオレンジスイート、ブルガリア産のラベンダー、エジプト産のゼラニウム、ソマリア産のフランキンセンスがおススメでこれらは全てオーガニック栽培のものです。